Yukie Kimura
子どもの頃、夏祭りと言えばりんご飴やラムネに夢中で、盆踊りの太鼓の音の記憶すらない
太鼓とは無縁にすくすくと育った私が、太鼓に出会ったのは30台前半の頃
あるチームの演奏を間近で見る機会があった
その音圧と躍動感に圧倒され、心が躍った
当時、子育てで一杯いっぱいだった私にとって、楽しそうに演奏する彼らは、別世界の人に思えた
人生何が起こるかわからない
突然太鼓を習い始めた家族に誘われ、内心、自分には向かないと思いながら撥を握った
それからは驚きの連続だった
夢中になってしまったのだ
気の合う仲間と和太鼓総と作った
沢山の仲間達と走り続けて今日がある
一歩踏み出す勇気があれば、自分でも想像のつかない未来が開ける
和太鼓総には、そんな可能性が一杯つまっている